
会見する鈴木賢会長
日本医薬品卸売業連合会は4月28日の理事会で今年度事業計画を決め、デジタルトランスフォーメーション(DX)を生かしながら新たな価値を創造する「医薬流通産業」の形成を目指し、活動を進めることにした。会内に「医薬流通産業形成・DX推進委員会」を6月1日に新設し、具体化する。医薬品を販売する卸売業からの転換を図る。
DXの推進は政府方針でもあり、今後の税制優遇などが見込まれる。業界でもメーカー側、医療機関・薬局側もデジタル化が加速、厚生労働省も産業振興に担う経済課が7月に「医薬産業振興・医薬情報企画課」へと組織変更される。コロナ禍では経済社会もDXにより新たなサービスが創出されている。
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