アストラゼネカは17日、日本の2021年通年業績と22年以降の事業方針を発表した。抗癌剤の「タグリッソ」「イミフィンジ」、高カリウム血症改善薬「ロケルマ」などの伸長により、前年から12.1%増の4199億円(IQVIA販促会社レベルデータ)だった。同日に記者会見したステファン・ヴォックスストラム社長は、22年第1四半期売上が16%増だったことを挙げ「勢いが続いている」との認識を示し、新型コロナウイルス感染症治療薬「AZD7442」を含む上市予定の3新薬を加え、22年の高成長を示唆した。
同社のオンコロジー、呼吸器・免疫疾患、循環器・腎・代謝疾患の3事業部門の全てで伸び率が10%超となり、事業全般が好調だった。
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