免疫領域のスペシャリティファーマであるアルジェニクスジャパンのヘルマン・ストレンガー社長は17日に記者会見し、「患者のニーズにできるだけ早く応えるため世界同時承認を目指す」と開発の基本方針を示した。まずは全身型重症筋無力症治療薬として9日に発売した同社の日本第1号製品「ウィフガート点滴静注」の成分エフガルチギモドアルファによる開発を進める。
具体的には、全身型重症筋無力症(皮下注製剤)、免疫性血小板減少症(点滴静注製剤)が承認申請準備中。尋常性天疱瘡・落葉状天疱瘡、慢性炎症性脱髄性多発神経炎は第II相試験を実施中。グローバル戦略としては2025年までに15の適応症の取得を予定しているという。
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