順天堂大学は3日、金沢市にあるパーキンソン病(PD)専門ホーム「PDハウス」の入居者を対象に行った3次元オンライン診療システムの実証実験に成功したと発表した。専門医の地域偏在がある上、病状の進行で通院が難しくなるPD患者に対し、オンライン診療の有用性が指摘されている。
今回成功したシステムは、Zoomやテレビ電話を使った2次元のシステムと比べ、AR(拡張現実)で診察場面を再現するなど、対面により近い診察を可能にする。9月をメドに、同システムを用いた診察を「PDハウス」との間で始める予定。
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