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広がる若年層を中心とした大麻の乱用

2022年06月13日 (月)

◆若年層を中心とした大麻の乱用が広がりを見せている中で、福岡県の薬務課は県警少年課と連携し、大麻事犯で検挙された少年を対象に昨年9月から全国初となる薬物再乱用防止事業に取り組んでいる
◆薬物依存関連分野の専門家や関係機関の協力のもと、大麻乱用少年の立ち直りを支援する「少年用大麻再乱用防止ワークブック」を薬務課で作成。少年非行に対応する県警少年課がワークブックを用いマンツーマンで再乱用防止プログラムを実施している
◆ワークブックは、少年が親しみやすいようイラストを多用し、大麻から脱するための対処法のコツなどを分かりやすく解説している。プログラムは少年の自宅等で1人当たり全15回の内容を約8カ月程度かけて実施することになっている
◆薬務課は今後、プログラム受講少年や保護者の同意を得てアンケート調査による効果検証を行い、意識の変化などを確認。課題を抽出してワークブックの改訂につなげていく。この取り組みが、少年の生涯にわたって効果が発揮されることを期待したい。



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