キョーリン製薬ホールディングス(HD)は24日の定時株主総会で、2023年4月1日付で完全子会社の杏林製薬を吸収合併することについて承認を得た。現行の純粋持株会社から事業持株会社に改め、新薬事業を中核に据えた経営体制にする。社名はキョーリン製薬HDから「杏林製薬」に変わる。
目的について同社は「事業推進機能、経営効率の向上を図るため」と説明。新薬創出が難しくなり、研究開発投資が増加する一方、薬価の毎年改定が実施されるなどの事業環境の変化を受け、新薬事業を中核に据えて成長を図る。
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