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参院選、神谷政幸氏が初当選‐「かかりつけ」の定着目指す

2022年07月13日 (水)

薬剤師2議員体制死守

初当選を喜ぶ神谷氏(中央)

初当選を喜ぶ神谷氏(中央)

 日本薬剤師連盟の組織内統一候補として、10日に投開票が行われた第26回参議院議員通常選挙に自民党から比例区で出馬した神谷政幸氏は、党内比例第17位の12万7172票を獲得して初当選を果たした。自民党が比例代表で獲得した18議席中2番目に少ない得票数となり、開票率95%で当確確実が伝えられるなど、他の自民党比例代表候補との激しい接戦を制した。昨年の衆議院総選挙では日薬連盟が支援する薬剤師議員2人が落選したが、藤井基之参議院議員の後継である神谷氏が当選を果たし、本田顕子参議院議員との「2人体制」を死守した。

 神谷氏は、支援団体や関係者に謝意を示した上で、「後発品の流通の問題、薬価改定、薬剤師処遇の格差やこれからの需給バランス、電子処方箋やオンライン服薬指導など、それぞれの現場で課題がある。皆さんから課題に対する期待という種をいただき、その種を育てていただき、本日当確という花を咲かせることができた」と喜びの声を語った。


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