
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)の藤本利夫ジェネラルマネジャーは14日、都内で講演し、湘南アイパークでの共同研究や事業提携などの協業件数が2021年には1700以上と、18年の100倍以上になったことを明らかにした。調達資金は500億円に上るという。藤本氏は「非常に強力なコミュニティー。日本でもエコシステムの始まりが見られる」と述べた。日本が世界トップ水準の創薬国になるには「エコシステムの構築が急務」と訴え、政府、関係業界に協力を呼びかけた。
同日開かれたファーマラボEXPOで講演したもの。湘南アイパークの入居企業は約100社、研究者ら約2200人。研究開発を支援する企業も入居する。藤本氏は「一つ屋根の下で、複数の企業がいると協業の数が飛躍的に増えていく」と述べた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。