市場成長が予想されている産婦人科領域を重点に事業を行うあすか製薬、富士製薬が事業強化を本格化させている。両社共にホルモン剤に強く、あすかは月経困難症治療薬などのラインアップを拡充。「フェムテック」推進も表明した。富士製薬も製品拡充を進めるほか、6月に主力の経口避妊薬などのホルモン錠剤を製造する富山工場第6製剤棟(高活性固形製剤棟)を竣工し、製造能力を約3倍に増強する。
国内産婦人科領域の医療用医薬品市場は2025年度には21年度から100億円以上拡大し、900億円を超えるとの予測もある。その後も伸長が続くと予想されている中、両社はリーディングポジションの確立を目指す。
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