厚生労働省は20日、アストラゼネカの抗癌剤「イミフィンジ点滴静注」(一般名:デュルバルマブ)など11品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示した。
アストラゼネカのイミフィンジ点滴静注120mg、同500mg(デュルバルマブ)、メルクバイオファーマの「バベンチオ点滴静注200mg」(アベルマブ)の抗癌剤2品目については、「重大な副作用」の項目に、脳炎を追記する。イミフィンジに関する海外症例で、同剤との因果関係が否定できない死亡例が1件報告されたことなどを踏まえた対応。
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