厚生労働省の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」が22日に開催された。8月31日に「医薬品の迅速かつ安定的な供給のための流通・薬価制度に関する有識者検討会」として初会合を実施していたが、新たな会議名に名称変更し、再出発する。医療用医薬品の流通や薬価制度のみならず、産業構造の検証も含めて議論を行う。
新たに構成員を3人追加し、12人のメンバーで議論を進める。医政局の城克文医薬産業振興・医療情報審議官はあいさつで、「医薬品産業が抱える現状の課題を踏まえ、流通や薬価制度は当然のこと、産業構造の検証も含めることとなった。幅広い議論を通じて、わが国の医療水準の維持・向上に必要な革新的な医薬品や医療ニーズの高い医薬品の日本への早期上市、医薬品の安定供給に向けた総合対策を検討するのが目的となる」と述べた。
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