MR認定センターは20日、「2022年版MR白書」を公表し、2021年のMR総数は20年より1738人少ない5万1848人で8年連続の減少となった。主力品が、多数のMRを要しない抗癌剤などスペシャリティ医薬品へシフトしていることや、コロナ禍を経て活用されているリモート活動の浸透などで、MR数を減らす企業が増えたことが要因と見られる。MRの新卒採用を行った企業は10社減った。コントラクトMR(CMR)数はほぼ横ばいで推移している。
22年3月末時点の数で、CSO14社を含む製薬企業など202社(20年比3社増)の回答を同センターがまとめた。
MR総数は13年の6万5752人をピークに減り続けている。この4年で1万人余り減った。数より活動の質を重視していると言える。
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