
要望書提出後に会見した小児がん患者会ネットワーク
小児がん患者会ネットワークは11日、小児患者向け抗癌剤の開発促進とドラッグラグ解消を求める要望書を加藤勝信厚生労働相に提出した。効果の見込みがある抗癌剤については成人向けと同時開発するよう法律で義務づけること、海外で承認された品目に関して国内でも可能な限り早期に臨床試験を実施できるようにすることなどを求めた。
要望書では、▽小児抗癌剤の治験・臨床試験を成人と並行して行うことを義務づける法制度の整備▽海外で有効とされる小児向け抗癌剤の早期承認▽癌遺伝子パネル検査で効きそうな薬が発見された場合は小児患者にも最適な分子標的薬を使用可能とする▽国内で開発された薬は最初に国内で使用できるようにする――の4点を求めた。
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