【新製品】在宅チームをクラウドサービス「Medicom-HCLink」で支援 パナソニックヘルスケア

2015年7月27日 (月)

発売を前に「国際モダンホスピタルショウ2015」(15~17日、東京ビッグサイト)の同社ブースでも注目を集めた

発売を前に「国際モダンホスピタルショウ2015」(15~17日、東京ビッグサイト)の同社ブースでも注目を集めた

 パナソニックヘルスケア(東京港区)は、医師や看護師、薬剤師、介護福祉士などで構成される在宅チーム向けの情報共有クラウドサービス「在宅医療共有システムMedicom-HCLink(メディコム・エイチシーリンク)」を、きょう27日から発売する。地域包括ケアシステムで欠かせない在宅チーム内の情報共有を支援するため開発されたもので、同社の電子カルテ、電子薬歴システムとのデータ連携などを特徴とする。

 在宅医療・介護の連携をより推進する必要性が指摘されているが、一方で多職種間では「患者についての情報交換不足、多忙な医師との連絡が取りづらい」などの声があるほか、地域や本人・家族、さらには医療チームによっても異なる実情がある。こうした現場の声に基づいて開発されたのが「在宅医療共有システムMedicom-HCLink」で、名称のエイチシーリンクは、ホームケア(在宅医療)の頭文字であるHCと、結ぶ・輪・きずなのリンクを合わせている。

 クラウドベースの情報共有/コミュニケーション支援システムで、在宅訪問診療を担う医療・介護従事者の間で分散している患者情報を、いつでもどこからでも閲覧したり、記録したりできることで、在宅チームのシームレスな連携が図れる。ICTに不慣れな人でも使いやすく、院内・施設内・在宅スタッフ間での申し送り事項や連絡事項の共有が、メールやLINEの感覚でできる。

 大きな特徴として、同社メディコムの電子カルテ、電子薬歴システムとのデータ連携(標準搭載)がある。
例えば診療所用医事一体型電子カルテシステム「メディコム-HRIII」とは、患者基本情報やアレルギー、申し送り、主訴等の診療データが、電子カルテから情報共有サーバへ出力できる。情報共有サーバからは、血圧、脈拍等の測定値や体調、訪問時サマリ等の情報を簡単操作(コピー&ペースト)でカルテに貼り付けでき、記録作成の手間を軽減する。

 また、薬局・薬剤師にとっては電子薬歴システム「ファーネスIII-MX」との連動により、アレルギーなど患者の特記事項情報を確認してから服薬指導が行え、また他の在宅チームスタッフの訪問スケジュールを確認することで、服薬管理もしやすくなる。さらに、医師やケアマネジャーへの訪問時服薬指導報告書等の文書をPDFファイルで簡単にアップロードでき、医療機関や介護施設へのFAX・電話等の提出の手間を軽減する。

 各種安全管理ガイドライン遵守の堅牢なセキュリティも特徴で、[1]利用者ID+パスワードでの電子証明書の2要素認証で利用者を特定[2]利用者・職種によるデータアクセスを制限[3]SSL/TLS通信によりネットワーク上のデータを暗号化[4]データセンター(クラウド事業者)はISO(IEC27018)など各種セキュリティ基準をクリア──など、安全・安心して情報共有できるセキュリティ対策を備えている。

 パナソニックヘルスケアでは、診療所や病院、看護、介護等の事業所を同一法人内で運営し、その中で連携するケース(グループ法人)では、ソフトウェアの初期設定費用は約60万円、月額利用料金は2万円未満。また、診療所や病院が看護や介護等の別事業所と連携するケース(個々の事業体)では、初期設定費用は50万円未満、月額利用料金は1万円未満を、それぞれ想定しているという。

 問い合わせは、同社メディコム事業部(TEL代表03・5408・7287)




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