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【アステラス/東大医科研】経口コメ型ワクチンで提携‐日本発技術で途上国に届ける

2016年6月27日 (月)

 アステラス製薬と東京大学医科学研究所は、コレラ・毒素原生大腸菌を対象とした経口コメ型ワクチン「ムコライスCTB」の共同研究開発契約を結んだ。東大医科研附属病院が医師主導の第I相試験を実施しているが、第II相試験からはアステラス製薬が臨床開発を担当する。開発途上国では、コレラや毒素原生大腸菌などの起炎菌による下痢症が乳幼児の死亡要因になっている。グローバルヘルスの重要性が高まる中、アステラスは大学の日本発シーズを受け継ぎ臨床開発を進め、保健医療のアクセス課題の解決を目指す。

 ムコライスは、東大医科研国際粘膜ワクチン開発研究センターの清野宏教授らによって開発された経口コメ型ワクチン。

 コレラは、毒素を有するコレラ毒素Aサブユニット(CTA)と、上皮細胞に接着しCTAを侵入させる役割を担うコレラ毒素Bサブユニット(CTB)で構成され、ムコライスは遺伝子組み換え技術により、CTBの遺伝子をコメの内在性貯蔵蛋白質に組み込み、体内でCTBの抗体をつくらせる。


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