
富士フイルム富山化学は、入院患者の持参薬をスマートフォンで撮影して瞬時に薬剤を識別するシステムを開発し、2024年1月に新発売する。富士フイルムグループ独自の画像認識技術とAI技術を活用し、識別精度は97%、識別速度は0.05秒以内という。同社は、持参薬の確認にかかる手間と時間の削減を図り、対応が迫られている医療現場の働き方改革に貢献したい考え。同社は、病院、介護施設の近隣の薬局を対象に直販する予定。
商品名は「PROOFITiQ(プルーフィットアイキュー)」。19年に発売し、現在約1000の病院・薬局に導入されている一包化監査支援システム「PROOFIT1D(プルーフィットワンドーズ)」に続くシリーズ。
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