◆8日に宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県南部で最大震度6弱を記録した。この地震により、気象庁は南海トラフ地震が発生する可能性が平常時に比べて高まっているとして、初の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を出した
◆政府からも今後1週間は巨大地震に注意し、地震の備えを再確認するよう呼びかけが行われ、初めての事態に緊張が走った。結局、臨時情報は1週間で解除されたが、今後高い確率で発生が予想される南海トラフ地震に備える重要性が増しているのは間違いない
◆薬剤師にとっても災害時における活動は、時代と共に大きく進歩してきた。今年1月の能登半島地震の際は、モバイルファーマシーの活躍はもちろん、被災地への薬剤師派遣など組織的な災害支援活動も一層充実した印象を受けた
◆地震、台風、豪雨とあらゆる災害が激甚化する中において、今回の臨時情報は南海トラフ地震への備えと対応を改めて再確認する良い機会になったと前向きに捉えたい。
南海トラフ地震への備えを再確認
2024年08月23日 (金)
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