厚生労働省は13日、二つの再生医療等製品を承認した。一つは日本初のデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を対象にする遺伝子治療となる中外製薬の「エレビジス点滴静注」で、条件・期限付き承認となった。1回の投与でDMDの原因となるジストロフィンの欠損を補うよう設計されている。もう一つは、ジャパン・ティッシュエンジニアリングの自家培養軟骨「ジャック」を変形性膝関節症にも使えるよう認めた。
承認品目は次の通り(カッコ内は、一般名、製造販売会社)
▽エレビジス点滴静注(デランジストロゲンモキセパルボベク、中外製薬):効能・効果は「デュシェンヌ型筋ジストロフィー。ただし、抗AAVrh74抗体が陰性、歩行可能な患者、3歳以上8歳未満をいずれも満たす場合に限る」
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。