医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、患者向医薬品ガイド検討会の取りまとめを公表した。全医療用医薬品を対象に製薬企業がガイドを作成し、患者が理解しやすい「必須版」から始め、薬局等が提供する薬剤情報提供書に二次元コードを印字してアクセスする方法などを求めた。課題である認知度向上対策として、周知啓発キャンペーン、患者等向けシンポジウムの実施等が必要とした。ガイドの運用については取りまとめに記載された内容を踏まえ、厚生労働省と連携しながら検討を進めていく予定としている。
昨年12月から6回にわたって議論した内容をまとめたもの。ガイドの目的として、公的機関が保証した信頼できる情報を発信し、患者等が医師・薬剤師等に質問・相談するきっかけになると共に、薬剤師等による説明ツールとして活用されることで円滑なコミュニケーションを促すことなどとした。
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