パナソニックくらしアプライアンス社は22日、経済産業省が推進する2025年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」事業者に採択されたと発表した。6月に発表した体調ナビゲーションサービス「RizMo」を活用し、女性社員120人を対象にフェムテック領域のサービスをトライアル導入。ファミワンの協力の下、女性社員の健康支援にとどまらず、社員全員のヘルスリテラシー向上や組織パフォーマンスへの効果を検証する。
同補助金事業は、女性特有の健康課題解決等を図るサポートサービスの普及に係る課題等の解決を促進し、ひいては企業の人材多様性を高め、中長期的企業価値を向上することを目指している。
同社は、多様な人材が集うダイバーシティなチームによるチャレンジが事業の持続的成長や顧客価値最大化の実現に重要であるという考えの下、“DEI+B(Belonging)”の推進に積極的に取り組んでおり、今回採択された実証事業も人的資本活性化に向けた施策の一環として実施するもの。
同実証事業では、女性社員が生き生き働けるよう、体調ナビゲーションサービス「RizMo」を用い、一人ひとりの健康状態の可視化・行動変容をサポートすると共に、ヘルスリテラシー向上プログラムや専門家によるオンライン健康相談などを通じて女性特有の健康課題に伴走。女性社員の健康支援にとどまらず、社員全員のヘルスリテラシー向上や組織パフォーマンスへの効果を検証する。
事業名は『社員一人ひとりのウェルビーイングを実現する「人が活きる人的資本経営」をサポート-女性自身の健康行動が変わる、職場に集うみんなで変わる“オフィスRizMo(リズモ)”の検証-』で、実施期間は8月から来年1月まで。
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