地域フォーミュラリの策定が18件、地域フォーミュラリを1件以上策定している都道府県が12府県に上ることが、厚生労働省の調査で明らかになった。参加主体、中心的役割を果たす主体で見ると薬剤師会が最も多く、フォーミュラリの対象となる医薬品はプロトンポンプ阻害剤、HMG-CoA還元酵素阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬などが挙げられた。
6月に閣議決定された骨太の方針では、地域フォーミュラリの全国展開を推進することが記載されている。厚労省は全国の地域フォーミュラリの現状を把握するため、5月に都道府県の医療費適正化計画担当部署に対し、都道府県内で作成・導入されている地域フォーミュラリの作成状況を調査した。
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