インテージヘルスケアはこのほど、2025年8月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、8月度の販売金額は1085億円となり、OTC医薬品市場は前年比100.1%でプラスとなった。かぜ関連薬や抗原検査薬は前年割れだったものの、外用鎮痛・消炎剤、総合ビタミン剤、目薬が好調だった。なお、過去5年の8月の平均を100とした場合の5年指数は103.3。
8月度に好調だった薬効は、外用鎮痛・消炎剤(販売金額86.6億円/前年同月比106.0%)、総合ビタミン剤(26.3億円/114.8%)、目薬(77.3億円/103.6%)、皮膚用薬(除殺菌)(102.9億円/102.5%)、整腸薬(45.3億円/103.7%)などとなった。
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