武田薬品のグロブリンなど血漿分画製剤が出荷調整となっている。4日には医療関係者に「献血グロベニン-I静注用」の2500mgと5000mgの両製剤について10月出荷分で出荷停止となり、市場在庫が消尽する恐れがあると伝えた。効能・効果に合わせて他社製品の代替を呼びかけている。
同社は4日、血漿分画製剤を製造する成田工場(千葉県)で「定期的な製造プロセスの検証で確認すべき事象が発生し、原因究明を行っている」ため、同剤の出荷停止のほか、「献血ノンスロン注射用」(500と1500)、「献血アルブミン静注『タケダ』」(5%、20%、25%)の限定出荷を明らかにした。
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