エーザイは、早期アルツハイマー病治療薬「レケンビ」(一般名:レカネマブ遺伝子組み換え)について、初期療法を対象に皮下注製剤を年内に承認申請する予定だ。患者や介護者による在宅自己注射も視野に入り、患者の通院負担の軽減のほか、医療機関側にとっても点滴静注製剤では必要になる医療機関でのベッドの確保や見守りの負担軽減が期待される。同社は皮下注製剤による治療と将来的な血液バイオマーカーによる確定診断の実装で、「レケンビ」の普及に弾みをつけたい考えだ。
初期療法は最初に診断を受けてから18カ月目までを言う。日本では、継続投与に当たっては医師が患者の状態を評価して要否を判断することになっている。
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