
宮脇氏
公益財団法人中谷財団は23日、同財団が主催する神戸賞の第3回(2026年度)大賞受賞者である宮脇敦史氏(理化学研究所脳神経科学研究センター細胞機能探索技術研究チームディレクター・光量子工学研究センター生命光学技術研究チームディレクター)による記念講演会を開催した。
宮脇氏は「光と生命との相互作用の探究から革新するバイオイメージング」で大賞を受賞しており、講演では光を用いて生命現象を可視化する研究と、その医療への応用について説明した。宮脇氏は講演の中で、学生時代に図書館にこもって文献を調べてFRET(蛍光共鳴エネルギー移動)に出会い「(自分は)FRETに人生をかけると感じ」、「FRETとGFP(緑色蛍光タンパク質)テクノロジーのコンビネーションを目指して米国に留学した」と研究の最初の頃を振り返った。また、「自然は多くの謎と宝を人類に与えてきた」と述べ、自然と向き合う姿勢の大切さを強調して講演を締めくくった。
講演会後半には東京大学のサイエンスコミュニケーションサークルCASTのメンバーである高原稜生氏、川上航平氏、渡邉陽与氏と宮脇氏により、「見えない未来を見つける力」をテーマにトークセッションが行われた。

トークセッション
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