2026年3月16日、日本薬剤師会の2026・27年度の役員候補者の届出が締め切られた。2026年度診療報酬改定や衆議院選挙結果を踏まえ、副会長候補者と目されていた森昌平氏からは届出がなかった。2014年度から山本信夫体制、現・岩月進会長体制の下で副会長を6期12年、中央社会保険医療協議会委員を2期担当した森氏の立候補見送りについて、業界紙は「次の世代にバトンタッチしなければならない。区切り」と森氏の思いの一端を伝えている。
森氏は、社会保障審議会医療保険部会委員や保険医療専門審査員として制度・仕組みづくりに長く関与。中医協委員としては、地域医薬品供給体制・機能を見据えたドラスティックな改定に注力。「『物から人へ』と言われるが、あくまで薬剤師の重要な業務は、対物業務が基本であることに変わりはない」と語る。
今改正では「患者のための薬局ビジョン」を機に新設された、かかりつけ薬剤師(指導料等)は、「一元的・継続的に管理した情報を使ってより質の高い業務を評価する体系へと変えた」と語る。さらに、都市部・過疎地による薬局の地域偏在の進展を踏まえ、薬局配置という視点から、薬局過密地域への新規出店を評価に組み込んだことを大きな転換点に挙げる。ただし、検証手法の確立を含め、「本当に適切かどうかは今後の検証が必要」とも述べ、次期改定での課題とした。
薬局の集中率や、医療ビル型薬局が増加するなかで、2025年に「全ての薬局をかかりつけ化する節目」を迎えるはずが、達成されない現状を大きな課題と森氏は受け止めている。それゆえのドラスティックな改定だったが、「自分が背負いこんで区切りをつけた」と、退任の意を決しての交渉だったことを明かす。これまでの20年を振り返り、国民の医薬品アクセスを支える基盤「薬局」の存続に向け、何を次代に託すのか熱い思いを語っていただく。ぜひ、ご期待ください。
日時
2026年7月16日(木)15:00〜17:00
会場
錦三ビル3階大会議室(ハイブリッド方式;東京都千代田区神田錦町3-18-3)
https://maps.app.goo.gl/rNRUMpUGmENtAELV9
演題
「物から人へ」に携わった20年~人口減少社会における薬局・薬剤師の新展開に向けて~
講師
森昌平氏(一般社団法人栃木県薬剤師会会長)
参加費
会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも5,000円)、学生無料
※リアル参加を希望される非会員の皆様には、当日会場受付時に参加費を申し受けます。
出欠のご連絡
2026年7月13日(月)までに(ijouken2023@gmail.com)宛てにお願いします。
※申し込みは下記【参加フォーム】
https://forms.gle/dtyt35uojL68ApQ96
※リアル参加は会員優先です。
※オンライン参加希望者には、事務局より2026年6月14日までに参加用ZoomURLを、また非会員の方には振込口座番号も合わせてお知らせします。6月中のご入金をお願い致します。
主催
医療・医薬品情報研究会
https://www.ijouken.jp/
事務局・連絡先
学校法人医学アカデミー薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル03-5577-4907
ijouken2023@gmail.com
※随時会員募集中 t.tanaka@ytl.jp

















