◆福岡県は県政の課題など県民が希望するテーマについて、県職員が直接出向き分かりやすく説明する「ふくおか県政出前講座」を実施。昨年4月から新たにジェネリック医薬品(GE薬)に関するテーマを登録したところ大きな反響があったようだ
◆講座では、GE薬のメリットや使用方法などについて県民に解説。今年度は月1回ペース以上となる計15回の講座を実施。127テーマという幅広いテーマが設定されていた中では「断トツ」の開催数で、県民のGE薬への関心の高さがうかがい知れる
◆福岡は2007年度から県独自のGE薬使用促進策事業に取り組んできた。07年度に19%だった数量シェアは08年度24・9%、09年度上半期には27・6%と着実に伸長。年度内には、この3年間の事業成果や課題等を中間報告書としてまとめる予定だ
◆厚生労働省は来年度から、都道府県等が取り組んでいる先進的な後発品使用促進策のうち、効果的と判断される事例を調査・分析し、今後の使用促進に役立てる事業に着手するが、福岡が取り組んできたGE薬使用促進事業の成果は、他自治体にとっても参考となるだろう。
“ジェネリック医薬品講座”に大きな反響
2010年03月05日 (金)
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