TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【薬食審医薬品等安全対策部会】3成分を「第2類」へ移行‐ミノキシジルは1類据置き

2010年11月30日 (火)

 薬事・食品衛生審議会の医薬品等安全対策部会(部会長:松本和則獨協医科大学特任教授)は11月29日、薬剤師による情報提供が義務づけられている「第1類」の一般用医薬品7成分について、新たなリスク区分の答申案を了承した。登録販売者でも対応できる「第2類」へ3成分が移行し、1成分を「第1類」に据え置き、残る3成分は、第2類の中では特に専門家による関与が強い「指定第2類」に位置づける。告示改正後に新区分を適用する。

 今回の再分類は、製造販売後調査の終了などを受けて行うもの。下部組織の安全対策調査会で事前整理を行った後、パブリックコメントを募集したが、調査会案から修正はなかった。

 新たに「第2類」となるのは、アレルギー用薬「アゼラスチン」、滋養強壮保健薬「アデノシン三リン酸」、鼻炎用内服薬「ケトチフェン」の三つ。

 ケトチフェンは、日本薬剤師会が第1類に据え置くよう求めていたが、同一成分の点鼻薬や、他の抗ヒスタミン作用を有する内服薬が、第2類で流通していることなどから、店頭での注意喚起を図る厚生労働省の指導や、重篤な副作用が発現した場合には「第1類」へ戻す余地を残すことを確認した上で、引き下げで決着した。

 一方、女性用育毛剤「ミノキシジル」は、同一成分・同濃度の男性用製剤と同様に、第1類を継続することとなった。

 指定第2類となるのは、鎮痛・鎮痒・収斂・消炎薬「ケトプロフェン」、口内炎用薬口腔内貼付薬「トリアムシノロンアセトニド」、水虫・たむし用薬「ラノコナゾール」だ。

 このうちケトプロフェンについては、製造販売後調査の終了を受けた貼付剤の区分見直しに合わせ、「第2類」となっているゲル・ローション・クリーム等の外用薬も指定第2類に引き上げる。トリアムシノロンアセトニドは、ステロイド製剤だが、類似成分のプレドニゾロンが指定第2類となっており、適切に口腔内で局所使用すれば問題ないと判断した。ラノコナゾールは重篤な副作用が報告されていないため、アモロルフィンなどと同じ指定第2類とした。

 このほか、4月に一般用漢方製剤基準に追加された23処方を、第2類とすることも決めた。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
研修会 セミナー 催し物
薬剤師認定制度認証機構 認証機関の生涯研修会
薬系大学・学部 催し物
薬事日報
薬事日報 薬学生新聞デジタル
薬業界ニュース解説
薬事キーワード解説
Press Release Title List
Press Release Title List:新製品
行政情報リスト
登録販売者試験・日程一覧
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS