主要6品目で売上1150億円

エーザイの内藤晴夫社長は、13日の決算会見で、今年度中に抗アルツハイマー症(AD)治療薬「アリセプト」とプロトンポンプ阻害剤「パリエット」の特許切れ影響を克服し、「業績の底入れを遂げたい」との考えを示した。特に抗癌剤「ハラヴェン」や抗てんかん薬「ファイコンパ」、抗肥満薬「ベルビーク」など主要6品目で前期比72%増の1150億円を達成し、成長軌道への復帰を目指す方針だ。
内藤氏は、「2011年度から続いた九つの特許切れを乗り越え、成長軌道に復したい」と強調。今後、業績の底入れを牽引する6品目として、ハラヴェンやファイコンパ、ベルビーク、抗リウマチ薬「ヒュミラ」、抗不眠薬「ルネスタ」、神経疼痛治療薬「リリカ」を挙げた。
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