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【第17回近畿薬剤師学術大会】調剤特化からの脱却を‐薬局薬剤師の将来像を展望

2014年11月25日 (火)
シンポジウムの演者

シンポジウムの演者

 第17回近畿薬剤師学術大会が15、16日の2日間、和歌山市内で開かれた。シンポジウム「これからどうする薬剤師」で望月眞弓氏(慶應義塾大学薬学部長)ら各演者は、処方箋調剤に特化した薬局からの脱却を強調。利益は生み出さないにしてもOTC薬などを幅広く揃え、地域住民の健康を支援する薬局薬剤師の姿勢を示し続けていくことが重要と語った。

 望月氏は、2011年から3年間実施した厚生労働科学研究「セルフケア・セルフチェックを支援する医療提供体制と一般用医薬品の役割に関する研究」の結果を紹介した。

 フィンランド、デンマーク、フランス、ドイツ、スイス、ニュージーランドの薬局を対象に調査したところ、各国の薬局は処方箋調剤だけでなく、OTC薬、サプリメント、化粧品などを幅広く揃えて販売していた。処方箋調剤の売上が全体の8~9割を占めるにもかかわらず、店内の目立つ場所にOTC薬などを置き、調剤部門は2階やカウンターの後ろ側などに配置する薬局が多かったという。


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