2016年のスタート、私たちを取り巻く環境が大きな変革の時を迎えているのではないでしょうか。超高齢化社会の進展によって社会保障、なかでも医療関連に大きなウエイトがかかろうとしています。昨年来、政府の骨太の方針・経済財政諮問会議・規制改革会議・日本再興戦略、さらに厚生労働省から健康サポート薬局・患者のための薬局ビジョンが公表され各検討会、委員会で厳しい議論が展開されてきました。社会保障が重要なテーマであることは周知のこととはいえ、厳しい国の財政状況から適正化・効率化(行政用語では削減)に舵が切られている構図です。
2025年(団塊世代が全員75才の後期高齢者に到達)に向けてのロードマップが粛々と進められるなか「在宅医療の充実、地域包括ケアシステムの構築」が医療・介護・福祉の一体化としてクローズアップされています。介護予防の考え方・方向性・地域包括ケアシステムのイメージ・地域包括支援センターと在宅医療連携拠点・地域ケア会議・患者中心の多職種協働の薬剤マネジメントなど、これらのなかで“かかりつけ薬剤師”の役割は重要な位置づけにあるのではないでしょうか。しかし、これらのシステムに精通するには現場に行き、現場を見て、現場を知る、そして現場のニーズを拾い上げる、現場を直視することです。
今回、講演していただく木村隆次氏は青森県薬剤師会長として健康なまちづくり“地域包括ケアシステム構築”を展開されていますが、日本介護支援専門員協会会長も歴任されていて、この領域の第一人者として活躍されています。参加の皆様には内容の理解から実践の進め方まで一気に理解が深まります。乞うご期待!
日時
平成28年1月21日(木)15:00~17:00
会場
NKカンファレンス
東京都千代田区神田司町2-13神田第4アメレックスビル9F
演題
地域包括ケアシステム構築とかかりつけ薬剤師の役割(仮題)
講師
木村 隆次氏(青森県薬剤師会会長、前日本介護支援専門員協会会長)
参加費
会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
定員
〔60名〕になり次第締め切ります。
・会員優先受付:1月12日まで!!
*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)
次回のご案内
2月18日(木)15:00~17:00
主催
医療・医薬品情報研究会