◆健康サポート薬局の届け出開始から1年以上が経過した。その数は昨年末時点で705薬局。中学校区に一つの設置が想定されていることから考えると、その数はまだ不足している。多くの薬局は、様々な要件を満たすことに苦労しているようだ
◆ある県の薬剤師会が会員を対象に調査すると、開店時間外の電話相談への対応や、受診勧奨や紹介を行うための地域連携体制の構築と連携先リストの作成が困難という意見が多かった。健康サポートの取り組みの実績を示すこともネックになるという
◆健康サポート薬局になってからも悩みは尽きないようだ。健康に関するイベントの定期的な開催が求められるが、「イベントの企画と実行力、職員のモチベーション維持などが問題になる」との声がある
◆今は健康サポート薬局の要件をどう満たすか、イベントをいかに実行するかに薬剤師の関心が向いているようだ。現時点ではやむを得ないが、重要なのは健康サポート薬局が社会にどれだけ貢献するかだ。その見える化にも並行して取り組んでもらいたい。
健康サポート薬局、開始から1年
2018年02月19日 (月)
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