厚生労働省は、昨年11月の調剤医療費(電算処理分)の動向を公表した。それによると、調剤費は前年同期比1.6%減の6220億円、処方箋1枚当たり調剤医療費は3.6%減の8801円となった。後発品の数量シェアは76.7%と続伸した。
昨年11月の調剤医療費の内訳を見ると、技術料が2.3%増の1628億円、薬剤料が3.0%減の4581億円となった。薬剤料のうち後発品薬剤料は0.9%増の870億円だった。
薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料は、5.5%減の5251円、処方箋1枚当たりの薬剤種類数は2.86種類、投薬日数は23.6日、1種類数1日当たり薬剤料は78円となった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。