
俵木登美子理事長
くすりの適正使用協議会(RAD-AR)の俵木登美子理事長は12日の総会後に記者会見し、医療用医薬品の服薬指導のための患者向け情報サイト「くすりのしおり」のデジタル化を推進していく方針を打ち出した。患者や医療従事者が、くすりのしおりのウェブサイトを通じて、添付文書や患者医薬品ガイドなどにアクセスできるようにする。信頼できる各種情報への連携も検討。さらに、現在提供している英語版のくすりのしおりについては、外国人向けの情報提供に対応し、東京五輪までに1万枚を提供する目標を掲げた。
くすりのしおりは、製薬企業175社の協力で作成された医療用医薬品の服薬指導用の患者向け資材。インターネットからの閲覧も可能になっており、レセプトコンピュータや電子カルテ、電子お薬手帳などと提携して活用されている。
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