厚生労働省は18日、大日本住友製薬の2型糖尿病治療剤「メトグルコ錠」など、メトホルミン塩酸塩含有製剤17品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示した。「禁忌」の対象を腎機能患者のうち、推算糸球体濾過量(eGFR)が一定数値を下回る重度の人に限定する。また、「重要な基本的注意」の項に、投与中は定期的に腎機能を確認し、投与の適否や投与量調節を検討することなどを記載した。
改訂対象となるメトホルミン含有製剤は、大日本住友製薬の「メトグルコ錠250mg、同500mg」など1日最高投与量が2250mgの高投与量製剤10品目、日本新薬の「グリコラン錠250mg」など1日最高投与量が750mgの低投与量製剤3品目、「メタクト配合錠LD、同HD」など配合剤4品目の計17品目。
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