文部科学省と経済産業省は、2019年度の「大学発ベンチャー表彰」受賞者を決定した。文部科学大臣賞は、癌ゲノム医療の人工知能(AI)ソリューションを開発、提供している東京大学発のベンチャー「テンクー」、日本ベンチャー学会会長賞は、癌治療向け放射線増感剤を開発する高知大学発のベンチャー「KORTUC」が受賞した。
大学発ベンチャー表彰は、大学等の成果を生かして起業したベンチャーのうち優れた企業を表彰すると共に、特に成長に寄与した大学や企業等を表彰し、大学の研究開発成果を用いた起業やその後の挑戦的な取り組みを一層促すことを目的としたもの。科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の共催で行われている。
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