新薬事業に集中図る
米ファイザーは、特許切れ医薬品事業を分離し、米後発品大手「マイラン」と統合新会社を設立すると発表した。来年半ばの手続き完了を予定する。新会社の売上は来年に約200億ドル(約2兆1700億円)となる見込みで、特許切れ医薬品市場ではイスラエルのテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズを抜き、世界最大手に浮上する。ファイザーは、長期収載品を分離し、新薬事業に集中する。
今回の統合では、特許切れ医薬品を扱う「アップジョン事業部門」がファイザーから分割され、マイランと合併する予定。統合後は、ファイザーの株主が新会社の株式57%、マイランの株主が43%を保有する。
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