中央社会保険医療協議会薬価専門部会は25日、次期薬価制度改革に向けて、長期収載品の段階的引き下げまでの期間のあり方について議論した。委員からは、後発品への置き換え率が一定以上の先発品の薬価引き下げまでの期間短縮を求める声や、有効成分だけでなく、製法等が先発品と同一であるオーソライズドジェネリック(AG)の上市と同時に、先発品を市場から撤退することなどを求める意見が上がった。
前回改定では、後発品への置き換え率が80%以上の長期収載品をG1、80%未満の品目をG2に区分して段階的に薬価を引き下げるなどの制度が導入された。この日の部会では、長期収載品の段階的引き下げまでの期間のあり方について議論した。
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