
谷内樹生氏
参天製薬の谷内樹生社長兼COOは8日、大阪市内で開いた決算説明会で「アジア地域の成長をギアチェンジしていく」と語った。現地の主力品は合成抗菌剤「クラビット点眼液」やドライアイ治療薬「ヒアレイン点眼液」となっているが、「これまでアジア事業を支えてきた2剤の成長を続けながらも、新製品による成長に切り替えたい」と展望。申請段階にある緑内障治療薬「エイベリス」などへの期待感を示した。
今年度上半期のアジア事業売上高は全体の19%を占める225億円となった。谷内氏は「アジア市場は成長の勢いが強く、当社の競争力や製品の評価も非常に高い。安定的な成長を見込める」と語った。
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