日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は19日の定例会見で、17日に開いた通常総会で2020年度事業計画・組織人事が承認されたことを報告した。事業計画の基本テーマの第一には「法人格取得により団体活動の社会的意義の骨格を造る」を掲げており、ドラッグストア業界の発展を目指し、新たな枠組みと活動を始める年にする考えだ。今年は改選期ではないものの、事務総長に関しては、今西信幸氏が日本ヘルスケア協会会長職に専念するために退任。新たに田中浩幸氏が就任した。
JACDSの20年度事業計画は、10の基本テーマを掲げている。具体的には、▽法人格取得により団体活動の社会的意義の骨格を造る▽予防・治療・介護の拠点化を目指す▽業界全体でのSDGsの取り組みを推進する▽業種を超えた業界団体連携による情報共有を図る▽「街の健康ハブステーション」構想実現へ具体的な取り組みを強化する▽調剤、介護、食と健康の普及拡大、健康寿命延伸の研究を進める▽医薬品登録販売者の職能拡大、社会的地位の向上を目指す▽地方自治体各部署との連携強化のための活動を行う▽JAPANドラッグストアショーで業界の重要性について告知強化を図る▽日本ヘルスケア協会と連携し、実績を上げる活動をさらに強化する――となっている。
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