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処方情報でみるコロナ

2020年08月03日 (月)

◆インテージグループで医療情報サービスを手がける医療情報総合研究所(JMIRI)は、独自に運用する「JMIRI処方情報データベース」をもとに、新型コロナウイルス感染拡大が処方箋データに与えた影響を調査・分析している
◆公表された「第5報」によると、6月の平均処方日数は前年同月比14%増、患者数は前年同月比9%減となり、処方日数の増加、患者数の減少とも落ち着きを見せ、いずれも昨年と同様の水準に戻りつつあるとの結果が得られている
◆ただ、緊急事態宣言下では不要不急の外出を控えることが求められ、それが本来必要な通院の自粛にも波及し、受診控えが起きていたことは否めない。宣言が解除された後も、不安を抱えながら通院を再開したという患者も少なくないだろう
◆7月以降、国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が三桁で推移している。7月末現在、緊急事態宣言の再発令はないが、医療機関受診に対する患者の意識や実際の行動がどのように変遷するのか、注視し続ける必要がある。



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