
吉田易範医薬審査課長
厚生労働省医薬・生活衛生局の吉田易範医薬品審査管理課長は9月30日に専門紙と会見し、開発が進む新型コロナウイルス感染症ワクチンの承認審査について、有効性・安全性を重視し、治療薬よりも慎重に実施する考えを示した。
吉田氏は、新型コロナウイルス治療薬とワクチンの承認審査の対応方針について「一刻も早く審査し、国民に届けることは至上命題」と強調。ワクチンに関しては「リスクベネフィットを考えると、治療薬よりも慎重に考えるのはもちろんだ」とし、「科学的データと最新の知見をベースに品質確認を十分に行いたい」との考えを示した。
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