◆「自助・共助・公助」と最近よく聞く。いつ頃から言われるようになったのか。1995年の阪神・淡路大震災以降の考え方だという
◆それまでの災害対策は行政が中心となって取り組まれていたが、悲惨な大震災を経験し、自助(住民)、共助(地域コミュニティなど)、公助(行政)それぞれが役割を分担し、防災に当たる考え方が広がっていった。地域自治会の役員をしていた10年ほど前にも、よく自治会長が言っていたことを思い出す。この考え方は地域包括ケアシステムでも言われている
◆もう一つ、最近よく耳にする言葉に「自己責任」がある。コロナ禍の中、飲食店の利用自粛が求められているが、何回目かの自粛要請で思うようにいかない。若者たちを中心に「自粛はしたいが、もし飲食店に行くのであれば自己責任だ」と言う
◆この場合の「自己責任」とは何なのだろうか。感染した自分が他人に感染させることを良しと考えているのか。自己責任を自分の欲望を満たすための言い訳にしていると思えてならない。
自己責任とは
2020年12月09日 (水)
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