東和薬品は14日、2023年度を最終年度とする3年間の中期経営計画を発表し、23年度に連結売上高2000億円を目指す方針を打ち出した。国内売上高を20年度から約300億円増の1500億円に伸ばし、国内後発品事業で数量シェア17~18%の獲得を目指す。残る500億円は、20年度に362億円だった海外事業を成長させるなどして稼ぎ出す計画。医薬品以外のヘルスケア領域の立ち上げにも力を入れる考えだ。
中計で成長を牽引するのは、国内後発品事業と位置づけた。自社製品に対する需要増などを見込み、山形工場の製造能力を40億錠から100億錠まで段階的に引き上げ、国内3工場で計175億錠を製造できる体制を構築する。数量シェアを17~18%に高めたい考え。
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