日本バイオシミラー協議会の黒川達夫理事長は20日、オンライン開催された日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会学術大会で講演し、「経済財政運営と改革の基本方針2021」(骨太方針)でバイオ後続品の数値目標が盛り込まれなかったことに言及。「数値目標を設定することが時期尚早というより、金額で出すべきなのか、数量で出すべきなのか、普及の実態をしっかりと捉えられる指標を、今年1年間でしっかり決めていくと理解している」と述べた。
バイオ後続品をめぐっては、2020年に診療報酬上のインセンティブが導入され、置き換えによる医療費適正効果額は17年の87億円から20年には418億円に伸長している。
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