文部科学省の「薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会」の初会合が7日に開かれ、実務実習を受け入れる側の日本病院薬剤師会からは、現行コアカリで提示されている「代表的な8疾患」の見直しなどが求められた。日本薬剤師会からは、セルフメディケーション支援に関する実習が比較的実施できていない現状を踏まえ、OTC等に関する項目の充実を訴えるなど、現場の視点から2022年度改訂に対する要望が相次いだ。
同委員会は薬学系人材養成のあり方に関する検討会の下部組織。22年度改訂予定のコアカリの原案・方針を作成する役割を担い、今秋をメドに素案を決定する予定としている。
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