◆政治と経済の風向きは、突然変わるものだとつくづく感じさせられる。政治献金問題で小沢一郎民主党代表の公設秘書が逮捕された事件を受け、衆院選挙を控えた今、民主は当然のことだが、自民の動きも急に慌ただしくなってきた
◆民主側は、選挙を直前にした国策捜査だと訴えているが、小沢氏の政治資金力は政界でもトップクラスであり、集金についても一般の国民では考えられないノウハウが駆使されていることは想像に難くない。少なからず国民は、「何を今さら」と思っていることだろう
◆政治とカネの関係については、何度も改善しようと努力を重ねてはきたものの、結局は立法府を構成するのが議員である以上、常に抜け穴があったことは事実である。カネを必要とする限り、きれいな政治は実現不可能なのか
◆先日、日本CRO協会設立15周年記念パーティーに、藤井基之氏が出席していた。参院選が今年あるわけではないのにである。金力ではなく、地道で誠実な活動によって医薬品産業界に信頼を築いていこうとしている姿を見た気がした。
政治と経済の風向きは
2009年03月09日 (月)
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