◆今や癌の罹患者は年間100万人を超え、死亡者は40万人近くに上る。罹患者は男女とも2人に1人、死亡原因となると男性は4人に1人、女性は6人に1人だという。親や兄弟など肉親が癌で死亡した経験を持つ人は多いだろう
◆癌に罹った時に、どういった情報が知りたいのだろうか。また、患者やその家族は残された時間を知りたいのはもちろんだが、その他に知りたいことは何なのだろうか
◆筑波大学の研究グループは、いつまで歩けるのか、いつまで食事が摂れるのかといった身体機能の予後に関する調査を行っている。それによると、癌患者の3~4割はいつまで歩けるのか、いつまで話せるのかという機能予後を知りたいと考え、3割近くは生命予後を知りたいと考えていることが判明。身近な人を癌で亡くした経験のある癌患者は、生命予後や機能予後を知りたい傾向がより強いことが分かった
◆高齢社会の中、誰もが癌に罹患し、死亡する可能性は高い。元気なうちに自分の死を見つめ、“終活”を始めるのも良いだろう。
癌に罹った時に知りたいこと
2022年11月25日 (金)
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