◆日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が2022年度の日本のドラッグストア実態調査の結果速報を公表した。それによると、全国総店舗数は2万2084店舗となり、全国総売上高は8兆7134億円となった
◆総売上高の前年からの伸び率は2.0%増という状況だった。前年からの伸び率は前回調査では6%を超え、ここ数年で見ても常に5%程度だったことから、伸び率が鈍化したとの見方もできる
◆伸び率が鈍化したことで、ドラッグストア業界が掲げる「2025年10兆円産業化」という目標への影響も懸念されるが、JACDSは「中長期的な観点で掲げた数字」と説明。今回の伸び率が2%増に鈍化したからといって変わるものではないとの認識を示す
◆確かに調剤・ヘルスケアは、前年比4.2%増と変わらず堅調だ。今回の集計には抗原検査キット等の特例販売の数値はほとんど盛り込まれていない。この部分はかなりの伸びを示すことも予想され、次回調査以降伸び率も含めた数値の推移が注目される。
ドラッグストア業界、今後の伸び率に注目
2023年03月31日 (金)
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