
一番右が岩田氏、一番左が白石氏
第20回日本口腔ケア学会総会・学術大会が21日に都内で開かれ、薬剤師部会ワークショップでは、薬学的管理や薬剤師の観点で患者の口腔ケアに取り組む意義や、実際の取り組み事例などが紹介された。歯科衛生士の演者からは薬局薬剤師が活用できる簡易的な口腔スクリーニングが紹介された一方、薬剤師の演者からは、薬剤師と歯科医師間で服用中の薬剤や口腔チェックの結果を共有できる体制を構築する必要性が指摘された。
歯科衛生士の白石愛氏(熊本リハビリテーション病院)は、サルコペニアと口腔問題、栄養障害には関連があり、病院で働く歯科以外の職種の約9割で患者の口腔状態に問題があると感じたことがあるとの実態を報告した。
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